2010-01-11

LED電球ためしてみた

トイレが暗かったりするのは苦手です。

子供のころの実家のトイレはすごかった。
母屋の外にあってしかも○っとん便所。
明かりは裸電球が一個だけ。

夜は一人で行けなかったもの。
よく布団のなかでトイレをこらえている子でした。
しくしく。

…こんな経験がなくてもトイレの電球が切れて真っ暗なのはいやですよね。

引っ越して半年すぎましたが、とうとうトイレの電球が切れました。1月8日の朝っぱらトイレに入ろうと電灯のスイッチを入れた瞬間にプチーンっと。

トイレの扉を閉めると真っ暗になってしまいますが、廊下の脇なので開けっ放して廊下の照明をつければ用を足すのに支障はありません(とってもかっこ悪いですね)。こんなことができるのも同居人がいないから。これが、ファミリー世帯だったらどうでしょうね?

「きゃー、おとうさんなにやってんの、もー」

みたいな…
トイレに懐中電灯置いておくことをお勧めします。はい。



さて、前ふりが長くなりました。「なんかきた」、の2つ目はこれ。

そうです。トイレの電球をAmazonで調達しました。(笑)



LED電球60W相当電球色。低消費電力、高寿命で話題のLED型の電球を使ってみることにしました。
(ところで、あの箱にこれ一個。でっかいなーAmazonの箱 笑)



メーカと商品名と型番はこれです

TOSHIBA
E-COREミゼットレフタイプ 電球形LEDランプ
60Wクラス電球色相当
LEL-SL5L-F/2


これ、Amazonの買い物かごに入れるまでにすごく悩みました。だって、お値段がお値段がお値段が…
今使っている電球の30倍ですよ、30倍。年1回壊れるとしても30年分ですよこれ。

うんうんうなって、散々悩んで悩んで…買うことに決めました。
  • 壊れにくい
  • 電気代
  • ブログのネタになる(笑)

ってことで。

こまめに消すはずのトイレの電球の話で電気代について考えるのもどうかと思ったのですが、うっかり点けっぱなしで会社に行っっちゃったときのダメージの軽減になるかなとは思います。よくやっちゃうんで。

心配な点はホントに60W電球相当の明るさがあるかどうか。

はいポチッっとなっと。






とりあえず今回買ったやつと従来のやつを比較してみましたので、よかったら参考にしてください。

結論出すのは尚早かも知れませんが個人的には、
「ちょっと暗いのと値段に納得できるなら買ってもいい」
と思います。実用上はOKです。

でも周りの人たちには、
「あと数年たてばもう少し廉価で明るいのが手に入るかも」
といって1、2年待ってみることを勧めますね。



ではあらためて比較対象の説明。

もともとの電球は「反射形電球(レフミゼット形)60W 電球色タイプ RF100V67WM」というやつです。(以降"白熱"と書きますね)いわゆる白熱電球よりもスリムで根元が反射するよう内側から金属のめっきがほどこされているものです。自宅ではほかに廊下の照明(x3個)に使ってます。

今回新しく買った方は 「E-COREミゼットレフタイプ 電球型LEDランプ60Wクラス電球色相当タイプ LEL-SL5L-F/2」(以降、こっちは"LED")


パッケージの側面にちゃんと寸法の比較が書いてありました。

容積は"LED"の方が大きいです。器具によっては入らないかもしれないので注意が必要だと思います。あと重さも"LED"の方が重いですね。はかりが無いのでちゃんと計ってませんが、中くらいのトマトぐらいの重量感があります。

あと見た目でわかる違いとしては外装。ご存知のとおり"白熱"のほうが球はガラス製。なので扱いはおっかなびっくりですし、ごみとして出すときにも気をつかいます。"LED"の方のはというと外装は口金と側面が金属で光源側はプラスチックです。落っことせば壊れるかも知れませんが、ガラスのように割れないという安心感がありますね。

2つ並べて写真ってみました。

まずは横から。長さは一緒ですね。


つぎは光源側。"LED"のほうは5個の光源(LED)があることが丸見えですね。ちょっとかっこ悪いと思います。もうすこし、見えないようにぼかせないのかな。光の効率の話もあるんでしょうねきっと。

じゃぁ見てくれの続き。実際に器具にとりつけた上体の比較です。

まず、従来の"白熱"の方。

ま、普通ですね。(向きがちょっといがんでる)

つづいて"LED"の方。

さきほど5個の光源が見えるのは気になりますが、全体的なおさまりはわるくないと思います。(あーこっちも向きがちょっといがんで、)

どちらかといえば白熱電球のほうが見た目は良いかな。


ではいよいよ点灯した様子の比較です。

トイレに白熱、LED それぞれつけてみましたがどちらもトイレには十分な明るさです。点灯までの時間についても両方とも同じ、つけた瞬間に最高の明るさに達します。昔、電球型蛍光灯で明るくなるまで時間がかかるものもありましたけどLEDについてはまったく気にしなくても良いようです。

これはLEDで点灯させた様子。デジカメのオート設定で撮ってます。


十分、十分。とりあえず買い物としては失敗じゃなかったようなのでほっとしました。

あと、ソケットから取り替えているときに気がついたのですが、"LED"電球はほんと、熱くない。余裕で素手で触れます。1分たっても、3分たってもぜんぜん熱くならない。金属の側面がちょっと暖かいって感じ。消費電力が小さいのがよくわかります。



さて、人間の体感としては両方とも十分な明るさであることがわかりました。けど、実力としてはどっちがいい(どっちがあかるい)のでしょうね~?と。

家電関係のサイトでは同じ条件でデジカメで撮影して、撮った画像の明るさで比較してましたので私もそれを真似てやってみることにしました。デジカメの撮影モードをマニュアル設定にしてシャッタースピード1/100sec 絞りはf/2.5 f/5.1 f/9.1 の3種類で白熱、LEDをそれぞれ撮ってみました。それぞれ暗めに写るようにして比較します。


撮影場所は実際に使うト・イ・レ。床60cmより天井方向を撮影してますのでご安心を(へんなものはうつってないと思います。笑)自分からやり始めたこととはいえ、まさかトイレに三脚設置するとはおもっても見ませんでした。

まずは"白熱"の方をf/2.5(絞り開けて)でとった写真です。


こちらは"LED"の方をf/2.5(絞り開けて)でとった写真です


さて、見てのとおり白熱の方が明るいですね。

あと、天井付近の影の部分にも注目すると、天井からの陰っている部分の長さが"白熱"のほうが小さいですね。つまり全体的に明るい。これは白熱のは光源のフィラメントから横や上方向にも光が出るからなんでしょうね。"LED"のほうは下方向にしか光がいかないようで。


つぎは"白熱"の方をf/5.1(絞り中間)でとった写真です。


こっちは"LED"の方をおなじくf/5.1(絞り中間)でとった写真です。


こちらでも"白熱"のほうが明るいのがよくわかります。

絞っているので、光源の形状が見えてきました。さらに絞ってみます。
こっちは"白熱"の方をおなじくf/9.1(絞り閉)でとった写真です。


こっちは"LED"の方をおなじくf/9.1(絞り閉)でとった写真です。


白熱のほうはまん丸で満遍なく光っていますが、LEDはちょっといびつで光が中央によっている感じ。


まだ、光り方に関しては白熱電球のほうに軍配が上がるようです。


あともうひとつ、光の反対の影。影のできかたがLEDはちょっと変、というかおもしろい。

手のひらをかざして壁に影を作ってみました。

壁にできた影は濃いところと薄いところが重なったようになっています。しかも重なりの境目が目でわかります。はこの辺は微妙ですね。トイレだったら問題ないですでけど、事務机や学習机の照明でこんなふうになったらきっとイライラするかもしれませんね。



てことで、レポートおわりです。LED電球はまだまだ発展の余地がありそうですね。

くりかえすとトイレで使う分には十分。廊下にもつかってもいいかな。
次(廊下の電球とか)切れたら財布と相談ですね。

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